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冬の心臓病、脳卒中にご注意を

こんにちは、アクティブ歩行リハビリ訪問看護ステーションです。

寒さも厳しくなり、今期の最低気温が更新されていますね。

この時期は心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まるタイミングでもあるので、注意が必要な季節でもあります。

なぜ冬に心筋梗塞や脳卒中が多くなるのか...

【なぜ冬に心筋梗塞や脳卒中が多くなる?】

それは、私たちの血管が、血管を収縮させて体温が低くならないように調節するからと言われています。

血管が収縮した状態が続くと、血の流れが悪くなり、特に動脈硬化などで硬くなった血管は詰まりやすくなるのです!

心臓の血管が詰まると心筋梗塞、脳の血管が詰まると脳梗塞となります。

【冬の心筋梗塞、脳卒中を防ぐために】

ひとつ目は、急激に体を冷やさないことです。特に冬場は、室内外などの温度差があるため、暖かい格好をして出かけたり、お風呂場の室温を温めておいたり、暑すぎるお風呂は避けるなどの対応が大切になります。

2つ目は、食生活の見直しです。塩分の取りすぎは高血圧になりやすいので減塩したり、適度な運動で動脈硬化を予防したりしていきましょう。

3つ目は、喫煙、節酒です。タバコは心疾患は約 2 倍、脳卒中は約1.5倍以上(1)のリスクがあると言われています。また、過度なお酒の飲み過ぎは高血圧にもなりやすいので適度な量も守りましょう。

血圧を定期的に測って、高い時は受診しておくのも大切です。

寒い時期が続きますが、暖かく体調に気をつけて、リハビリや運動していきましょう。

参考引用文献

(1)https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/267.html#:~:text=喫煙者は、非喫煙,ました(図1)%E3%80%82

https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/283.html